浴衣姿のカメラガールは後ろを向いて

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体を後ろに向けて写真を撮る浴衣の女の子 夏祭りに向かう人の中に、横列になって歩いて行く女の子たちがいた。彼女らは楽しそうに話しながら、祭りの会場へと向かう。
 その中から、一人が一緒に歩いていた友達のそばから離れて少し前へと駈け出した。彼女は持っていたスマホを体の前で掲げると、片足だけに体重を乗せて、くるりと体を返して歩く向きを変えて後ろ向きに歩き始めた。
 何かにぶつかったり、躓いて転んでしまったりしないか心配になる。でも彼女は器用に逆向きに歩いていく。足元の動きが見慣れたものと違って、新鮮な感じがした。
 彼女の指はスクリーンの上で動いていた。いい写真を撮るために、ズームを調整したりしているのだろう。そして、笑顔で一緒に歩いていた人たちに向けてカメラを向けて、歩き続けた。そして、写真のぶれを防ぐために手が動かないように気をつけながら、ボタンを押した。
 後ろ向きのままで、彼女は自分のスマホを顔に近づけて見た。そして、写真が見えるように後ろの女の子の方へスクリーンを向け、その手を伸ばした。嬉しく感じているということが表情からわかる。顔は笑顔でいっぱいだった。
 彼女はもう一度体をきれいに翻して歩く向きを変えて、前へと進んで行った。