シュート!

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シュートを放つ女性ラクロス選手  雲のない秋の空の下で、グラウンドのフィールドでは、女子ラクロスの試合が行われていた。ゴールの前から、攻撃側がボールを持った状態でファールからの再開を待っているところだった。
 ゴールが決まるか、ディフェンスが阻止するかの緊迫した空気がグラウンドに満ちていた。
 ピーッ!
 審判のホイッスルで、試合が動き出した。
 アタックの選手が真っすぐにゴールに向かって走り出した。離れた位置に陣取っていた守備側の選手たちがシュートを阻止しようと彼女に向かって駆け寄って来る。ディフェンスとそのスティックが彼女の前で壁のように進路をふさいだ。
 オフェンスの選手たちは離れた位置でパスを待つ者もいれば、ゴール前に走りこんできてボールを受けに来た者もいた。その動きに合わせて、ディフェンスも走ってマークし続けていた。
 アタックの彼女は、素早く顔を動かして味方の位置を見て取ると、体を切り返してフィールドの横へと走る向きを変えた。ディフェンスも彼女のパスを阻止しようと位置を横へと変えていった。
 その時、ディフェンスの壁に隙間が空いた。彼女とゴールの間に、狭い間隙が現れている。足をもう一度切り返すと、そのまま踏み込んで、スティックを振り下ろした。
 ボールは彼女から離れて、ゴールへと向かっていった。