キャラクター達も走る

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キャラクターのコスチュームでマラソンを走る女性 スタートしてから1時間ほど経つと、10km地点でも多くのランナーたちが通り過ぎていくようになる。彼らが着ているランニングウェアは多少の差こそあれ、似たようなもので占められていた。サングラス、サンバイザー、ショートパンツ、レギンス、ランニングシャツ、そしてシューズ。それらがランナー達を速く、遠くへと運んでいくのだ。
 しかし、最近のマラソン大会では、特別なコスチュームを来て走る人たちもたくさんいる。有名ゲームのキャラクター、有名野球選手、食べ物の格好をして。なんと、ロボットさえ走ってくるのである。そういったランナーを見ているのは楽しいのだが、あんな重いロボット(のかぶりもの)がゴールまで走りきれるのか心配になってしまう。
 これがいいのか、悪いのかは議論の別れるところだろう。マラソンを競技として捉えるかどうかで見方は変わる。ただ長い距離を走るのではなくて、沿道の観客を楽しませたり、声援をかけてもらったりするという新しいマラソンの楽しみ方が現れた、ということなのかも知れない。
 超有名ゲームのキャラクターの格好をした女の子が走ってきた。誰も彼女の名前は知らない。でも、沿道の人たちはキャラクターの名前で呼び、頑張れと声をかけていた。
 声をかけられた女の子は沿道に顔を向けて微笑むと、手を振って走って行った。